注目されているのはどの部分なのか

診察室

下肢静脈瘤とは、筋膜下や筋肉内に走行している深部静脈と皮膚の下を走行している表在静脈(大伏在静脈、小在静脈)そして二つが連結する交通枝と言われている血管にできる。静脈には逆流をしないように弁が付いており心臓に血液が戻れるような仕組みになっているが静脈瘤はこの弁が機能しなくなり血液が溜まったものが静脈瘤となる。この病気は特に女性や高齢者がなりやすく日本人では40%以上の頻度で見られる、ポピュラーな病気である。症状としては足のむくみやだるさ、痛みなどがあるが重症である可能性は低い。最近なぜこの手術が人気かというと1番は手術が日帰りで受けられることである。手術としては一般的に静脈瘤を糸で縛るものや硬化剤を注入するものとなる。手術自体が1時間から一時間半ほどで終わるため、時間的にも手術内容的にも簡単な部類となる。

相場や患者からの声

足

下肢静脈瘤の手術には保存治療法と硬化療法、血管内治療の3つがある。保存治療法とは生活習慣の改善やストッキングの着用で下肢静脈瘤を圧迫し改善したり、進行を妨げたりする治療となる。硬化療法とは静脈瘤に直接硬化剤を注入することで静脈瘤を固めてしまう治療法である。血管内療法は痛みや出血の出来るだけ少ない、患者の体の負担が低い低侵襲治療であり、レーザーなどを用いた治療であり、日帰りの場合こちらが多い。手術費の相場としては保存治療では3000円から5000円、硬化療法では5000円、血管内治療では50000円となっている。患者は自分の静脈瘤のサイズや形、環境、身体の状態によってそれぞれの治療法から選ぶことができる。

治療について

医者と看護師

下肢静脈瘤という病気は決して全ての患者が手術しなくてはならないというわけではない。下肢静脈瘤は良性の病気であり、放置していても血栓などの重い病気になるということはほとんどない。治療にくる人は腫れた見た目を治したい人や皮膚炎喉を起こして痛みがある人となる。そのためそれらさえ気にしなければ手術は必要なくなる。上記でもあるように手術ではなくストレッチやエクササイズ、性格習慣を改善することでも治療できるため患者にはしっかり病気の内容を説明して手術の有無を確認することが望ましい。また切除となった場合では概ね目立つ静脈瘤は切除するが、静脈瘤を完全に取り除いていないとそこから血栓の形成もあり得る。その血栓から静脈炎や色素沈着も起こすことがあったり、静脈血栓症、肺梗塞といった合併症も起こり得るため追加で手術を行う可能性や再度切除、硬化療法の追加を行う可能性を考慮しなくてはならない。

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